{No}されど罪人は竜と踊る  2004/07/07

こんな本がおもしろいのバックナンバー

スニーカー大賞をとった作品で浅井ラボさん作。以下俺的書評、主人公のウジウジ具合と贋理系の脇腹を擽るような面白設定、そして平然とかまされる毒舌の応酬……そして何よりも嬉しいのが近未来風なのに平然と竜がでてくること。特に最後の廃工場で行なわれる戦いが個人的にツボ、だが残念なことに一人称で書かれているため風景描写が主人公(筆者?)の皮肉という色眼鏡をとうしてしか見られないのが少し残念、久々にワクワクさせてもらった非常に秀逸な作品百点満点中九十三点
買って損なし
それでは皆様に良い本との出会いがありますように。