桜雷†Ourai  2017/09/04

桜雷†Ouraiのバックナンバー

  刀剣乱舞×創作
    コラボ小説
     ≪弐話≫
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チュンチュン
小鳥の囀ずる声で目を覚めた俺は内番着のまま台所へ
台所では燭台切が朝げの支度をしていた
俺は燭台切の背後からこっそり近寄りワッ!と言うと燭台切は驚き俺に振り向き
「…宗鳳かビックリしたぞ。てっきり鶴丸の奴かと思ったじゃないか」
と言った
「驚かせてすまないな?燭台切」
と言う俺に
「いいさ。そんなに気にしてないからな。…宗鳳、うしろ」
と言う燭台切の言葉を不思議に思った矢先、鶴丸がワッ!!と言ってきた
「なんだ鶴丸か」
と驚かない俺
「驚かないところは宗近そっくりだな宗鳳は」
と言う鶴丸

自室に戻り父と弟を起こし、弟の龍訝はすぐに起きたのだが父はまだ起きないので龍訝と共に父の耳から耳栓を密かに抜き取り机にしまい
「父上、朝げの時刻ですよ!!」
と叫ぶ俺にやっとこさ起床
する父
父は両耳に手をあて至極の品である耳栓がない事に気付き
「宗鳳に龍訝、至極の品をどこにやった?」
と俺達に尋ねてくる
俺は誤魔化したが龍訝は机にしまったと言ってしまった
俺は慌てて龍訝の手を掴み山姥切国広の自室へ連れて行き
「なぜ言ってしまうんだ?それでは父上の為にならないではないか!!」
と叱ると龍訝はハッとしと罰が悪そうにはにかんだ
“はぁ仕方あるまい”
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続く