顔に感じる光 眩しくて光に背中を向けねがえりをうつ。 ・・・・・・? 奇妙な違和感 ふかふかな布団 顔がめりこみそうな枕 ・・・え? 自分はあまりやわらかい布団は好きじゃなくて、自宅の布団は固めのマットレスなはずで。 ・・・・・・・あぁ・・・昨日から寮だったんだっけ・・・ 重いながらまた寝返りをうつ。 とたんに聞こえてくる人の声 「〇$#っ!л℃ゝ?!」 は?何をしゃべってる? っつか・・・なんで人の部屋に・・・ 俺は恐る恐る目を開けた ぼける視界、何度も瞬きをくりかえし、次第にはっきりとする視界 目の前には・・・・・ 目の前には・・・・・ なんじゃこりゃっ!!! 目の前にはなんか中世のキラキラお貴族様がきてそうな豪華絢爛ビロードばりばりな舞台衣装を着用されたかたがたがっ!! 「わぁぁぁぁぁっっ!!」 奇声を発して飛び起きた俺 「なっ・・・なっ・・・なななっ・・・!」 そこでさらに絶句。 めのまえのびらびら〜〜なかたがたとは対照的に現在の俺は、素っ裸!! 素っ裸ですよ、素っ裸!!パンツもなし。一糸まとわぬ赤子と同じってやつ。 俺の声に気がつき、いっせいに視線がこちらを向く。 大衆の面前で裸体ご披露する趣味は俺にはねーし、とりあえず・・・シーツをひきよせて、そのまま布団に埋没する俺だった。 <KAINの独り言> やっと・・2回目のお届けです。ギャグにもっていくのに必死です^^ |