只、聞いて欲しいんだ 俺はちゃんと、 此処に居る事を…。 「オセロット。」 「何だ?ライコフ。」 名前を呼べば、 笑いもせずに振り向く 別に愛想無い訳でなし 只アイツは堅いんだ。 「お酒…」 「断る。」 途中迄しか云ってない なのにお早い返答…。 …別に良いけど、 早くお酒返してよ。 「え〜…何で〜」 「一応少佐だろうが!」 冗談混じりに云えば、 そう怒られて…。 別に良いじゃん。 減るもんでも無し… 「ケチ〜」 「何とでも云え」 まぁでもこの侭、 ずっと続けば良い。 人として接してくれる、 只一人の人だから、 彼を大切にしよう。 「オセロット!」 今日も君の名を呼ぶ。 何時か友達として、 俺の名を呼び返してくれる様… |