俺達ホストが君を夢の世界へ  2007/01/04

『NewS復活』このよきニュースに喜んでいた所にとびこんできたもう1つのニュース。
「嘘や」って声が漏れた。確かめるのが怖がった。
けどそこには確かに真実がある。怖い反面嘘だと思っていた自分がいた。
嘘であってほしいと思った自分がいた。
webを開くといつもそこには8色の虹がある。
ずっとその8色の虹を見ていた。
8色の虹を見て、「いつか戻りたい」という願望があった。
そしてその8色の虹には希望を感じていた。
今は活動出来なくても、いつもいる。ここにいる。そんな存在と誇りが感じられた。
なのに虹は7色になっとった希望がなくなった気がした。
体が震えた。
視界がゆがんだ。携帯画面に一滴の水が落ちた。
次の瞬間相方から電話があった。相方も泣いとった。
俺はそいつの声を聞くと叫んだ。
「なんでや?」ずっと「なんでや?」って泣いた。
俺達は頑張ってきた。
あいつが戻ってきた時に恥じないように。
「皆が頑張れば戻ってくるよ」事務所の人に言われた言葉を信じて。
「皆の顔見るとほっとするねん♪せやから俺が皆の顔を見れるように頑張って♪」
あいつに言われた言葉を信じて。
せやけど全ては俺らを裏切った。

続く


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