夜食は太る  2008/05/21

夜食を食べると太りやすいことは経験上わかっている方々もいらっしゃると思いますが、このことは科学的にも証明されていることです。生物である人間には25時間周期の「体内時計」がありますがその時計をリセットして調整をするのが脂肪細胞内にある「BMAL1(ビーマルワン)」というたんぱく質です。このBMAL1は、1日の内で午後2時に最少になり徐々に増え、大量になるのが午前2時をピークに午後10時から午前6時までの間で、その時間帯で脂肪を蓄える役割もしているそうです。つまり昼の活動のために夜、生体に必要なエネルギーを蓄えるという生理的な営みにBMAL1は役立っているわけです。既に睡眠不足が食欲抑制ホルモン(レプチン)や食欲促進ホルモン(グレイン)を乱し肥満の原因になることについて言及しましたが、体内時計との関わりから、食事をする時間も考える必要があるわけです。太りたくないならば、必要十分な睡眠をとり朝日を浴び夜食を避けることが必要でしょう。
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