痩せようと思って、いくら低カロリーの食事をしても、栄養バランスを考えないと却って肥満してしまいます。すなわち、脳の唯一の栄養である「糖」を摂取しなければ、脳は体も飢餓状態にあると思い込んで、「飢餓に備えろスイッチ」をオンにして、脂肪細胞に脂肪を備蓄したり、交感神経に指令して“省エネ”の体にします。その結果、低体重にもかかわらず体脂肪率が高い“隠れ肥満”になったり、低体温・低血圧になったりしてしまうのです。このような悲惨なことにならないためには、、脳内の「飢餓に備えろスイッチ」をオフにすることが必要です。その際、重要なのが、脳のエネルギー源である糖質のカロリーの割合を「およそ6割」にすることです。食事の際の栄養の黄金比率は、炭水化物(糖質)6・たんぱく質2・脂質2だそうです。なお、お菓子などで砂糖を直接摂る方法はよくありません。早く吸収された糖で急激に上がった血糖値をインスリンが急激に下げるために、低血糖になり、体調を崩してしまうからです。 参照:NHK『ためしてガッテン』で「低カロリーダイエット 失敗と成功の分岐点」 再放送 〔BS2〕1月26日(月) 午後4時30分〜5時15分 〔総合〕1月27日(火)深夜【28日午前】 3時30分〜4時15分 〔総合〕1月28日(水) 午後4時05分〜4時50分 番組内容紹介HP http://www3.nhk.or.jp/gatten/archive/2009q1/20090121.html カロリー一元論の落し穴 http://topia.bbsnow.net/himanron/boocs.html#cl 肥満論:ダイエットする程太る理由 http://topia.bbsnow.net/himanron/ |