ラブゲッチュ[13/01/26]  2013/01/26

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ラブゲッチュ情報
 01/26号
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⇒ご挨拶

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⇒更新情報

第373回体験記「匂いと味」を更新致しました。

今回は9ページ。
またしても9ページ。

昨年は7ページから8ページが多くて…。
一昨年は6ページ前後が多くて…。
今年は平均9から10ページじゃないか!

うひょー!
毎年平均ページ数が増えてやがるぜ!
うひょおお。
と、徹夜明けで妙なテンションでお送りします。

お時間ある時にご覧下さいませ。

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⇒雑談

メルマガ恒例のどうでもいい話。

前回は「雪/擬音」についてでした。
今回は時事ネタではなくリクエストのあったお話を。

過去に体験記上やこのメルマガにて何度か触れている「江戸しぐさ」というもの。
あれがいつも好評でして。
何人の方からか他にも載せて欲しいなんてメールが届いていました。
今回は「江戸しぐさ」について再び触れていこうかなと。

って、正直な事を言いますと…。
どれを過去に書いたのか覚えていないという。笑
色々書いた気がするのですが、どれ書いたんだっけなぁ。

思い出しつつ「江戸しぐさ」についての概要を改めてまとめてみましょうか。

「江戸しぐさ」とは江戸時代の頃の哲学といいますか、生活の知恵。
特に江戸の商人や町人による仕草と言われています。
これが自然にできる人が「粋」と呼ばれ、できない人、言われないと気付かない人は「無粋」「野暮」なんて呼ばれたのだとか。

何故こんなものが生まれたのか。
それは現代のマナーや良識にも通じるものがあります。

当時の江戸、今の東京。
今も昔も変わらず言い方が悪いかもしれませんが「田舎者の集まり」などと言われます。

東京出身の人なんて極僅か。
多くは全国各地から東京に集まり暮らしています。
そうして発展したのが日本の首都である東京。

だからこそ、お盆やお正月になると東京の道路はガラガラになる。
帰省する人がそれだけ多いという訳で、本当に普段の喧騒はどこへやら、人が一斉にいなくなるのがちょっとおもしろかったり。

管理人は東京生まれ東京育ちではありますが、元を辿れば母方は地方出身者ですし、父方もギリギリ3代前までが東京で、それより前は江戸ではない場所からやってきたそうです。
そうやって集まるのがこの街なのですね。

時代はさかのぼり江戸時代。
東京が江戸と呼ばれていた頃もそれは変わりません。
江戸時代の江戸って実は世界最大の都市だったのをご存知でしょうか。

元禄の頃には100万を超えていたと言いますし、化政文化の頃には120万を超えていたとも言われます。
同時代の主役であった欧州のロンドンでも90万人、パリでも60万人と言われていますので、どれだけ人口がいたかが分かるかと思います。

それでいて鎖国をして独自の文化。
高い文化水準を誇り、読み書き算盤と庶民も一定の知識を持ちあわせていた。
大変魅力的な都市だったのでしょう。

関ヶ原の戦いで徳川軍が勝ち、江戸に幕府が開かれる訳ですが、それまで日本の中心は京都でした。
京都、大阪、そして秀吉時代の名古屋。
それに比べて幕府が開かれる前の江戸はとてもとてもの片田舎。

それが100万都市となり、世界最大の都市となっていったのです。
ようするに、この頃から全国各地から人が集まったという訳ですね。
今も昔も変わらず、色々な地方から集まっていたと。

当時は江戸に幕府があり、天下統一が成されたとはいえ、日本という国としてまとまっていた訳ではありません。
それぞれに藩があり大名がいて、日本の中に独立した藩という国が存在していたと考えればよいでしょうか。
地域によって今以上に文化も違えば風習も違う、方言だって随分と違ったそうです。

そんな中で育まれたのが「江戸しぐさ」。
様々な地方から人が集まる江戸の町衆の間で、互いに気持ちよく暮らすためのルールだったのです。
色々な地方からそれぞれ独自の文化や風習、言葉で、自己をアピールしていたら衝突してしまう。
そこで江戸に来て「粋」と呼ばれたいのであれば、覚えるべきルールを求めていったのですね。

日常の立ち居振る舞いから言葉使いまで、人付き合いの知恵が「江戸しぐさ」として行われ、親から子へ、年輩者から若者へと伝承されていきました。
それは単なる動作ではなく、人間関係や暮らしの心得を身に付けるものでした。

それ故に現代でも使える「江戸しぐさ」が意外と多い。
むしろ現代では忘れてしまった事も多いのかもしれません。
今は「粋だねぇ」なんて言葉を聞く事もほとんどなくなりましたしね。

そんな「江戸しぐさ」について、興味を持たれる方が多いのは何だか嬉しいところ。

おそらく過去に書いてないもので…。
今回一つ紹介してみましょうか。
もし過去に書いていたのならすみません。

「結界わきまえ」という「江戸しぐさ」。

「結界わきまえ」とは、簡単に説明すると、自分自身を知り、身のほどをわきまえること。
至って当然のようでいて意外とできていない事が多い。
管理人も含めて。

結界は領域を区切る境界線という意味。
自分の立場や力量をきちんと把握し、見せかけのことをしてはならないと戒めているわけです。

例えば知ったかぶりなんてのは今でも嫌われますよね。
自分の専門外のことに口出ししたりするのは無粋な事なのでしょう。

江戸っ子のご年輩の方が以前言っていましたが現代の日本人は「結界わきまえ」ができていないのだとか。
特に気になるのがブランド好きだそうです。笑
身丈にあっていない高級ブランド品を身に着けたりするのは無粋だな、なんて言っていました。

身のほどをわきまえる。
若い頃はついつい背伸びしたくなりますが、この歳になってくると少し分かってくるものです。
うん、気をつけよう。

落語にも「火事息子」なんて、お互いの立場の線引を描いた秀逸な「結界わきまえ」を知る事ができる噺があったりします。
機会があれば聞いてみて下さい。

また機会がありましたら他の「江戸しぐさ」も触れてみたいと思います。
ではでは。

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