愛しい 愛しい 宿敵さん 第七話 ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 俺は走りながら咄嗟にジンの拳銃を握り出し立ち止まり背後に向き安全装置を外しジンが乗ってる車の右側のタイヤに向け撃ち抜くと左側のタイヤも撃ち抜いた。 ギャギャギャギャ! バランスを失ったジンの愛車は回転しながらこちらに突進してくる… 俺は新一の 「龍一兄なにしてるんだよ?!」 という声に再び走り出した。 ジンの愛車は暫く回転しながら突進してきたがガゴッという音と共に電柱にぶつかり停車した “ジ・ラの野郎!?” ジンは愛車からなんとか出てきて電柱に拳をぶつけていた。 心配して走ってきたウォッカは 「ジンの兄貴、大丈夫ですかい?怪我はありやせんか?」 「あぁ俺はかすり傷1つもねぇが…愛車がオシャカになっちまったかもしれねぇよ…ジ・ラのせいでな!?」 「ジンこの傷なら治せるよ。アタイの知 人に頼んであげようかい?」 「そうなのか?キャンティ頼むぜ」 「わかったよ」 そう言いキャンティはコルンに 「そういやコルン車持ってたよねぇ。ジンに車貸してやんな」 「持ってたけど動くかわからない」 そんなキャンティとコルンの会話にジンは 「暫くはベルモットに乗せてもらうからいい」 米花町の新一の自宅に戻ってきて中に入り手洗いとうがいをしようと洗面所に行くと見知らぬ男が歯磨きをしている 「だ、誰やアンタは?!」 「や、僕は…」 クゥシン道にて釈明しようとした男を倒そうとした時に新一が 「もしかして赤井さんでは?」と言った “この男がFBIの赤井秀一だってのか?信じられない” 「やれやれ、さすがは高校生探偵“工藤新一君”だね。あぁそうだ俺だ赤井秀一だよ」 新一と赤井さんの会話に俺は驚きを隠せなかった… _________ ⊥⊥⊥⊥⊥⊥⊥⊥⊥ N E X T |