愛しい 愛しい 宿敵さん 第八話 ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 驚きを隠せない俺を見赤井さんに 「この人が新一君の義兄かい?」 と聞かれた新一は頷いた 赤井さんは新一から俺に視線をうつすと 「君が工藤龍一君か」 と言うので 「赤井さん、俺とどこかで会うてますよね」と言うと赤井さんは 「あぁ確かにそうだったね」 ドンドンドン! ドアを荒く叩く音が聞こえる。 ダッシュで二階にかけあがり窓から庭を見下ろすとジンがウォッカやベルモットと一緒に立っている “なっ!?いつの間に追ってきたんや?!” 慌てて一階におり赤井さんと新一に 「新一!赤井さん!!アカン!?ジン達が!?」 「何だって?!龍一兄どうすんだよ?!」 「居留守をきめこむ!?」 ポソッと言う俺 赤井さんはというとライフルバックからライフ ルを取りだし迎撃準備に取りかかってから数秒で終え 「龍一君、迎撃の準備は整っているよ」 と言った。 その頃、外にいるウォッカは 「ジンの兄貴、ここにいる筈なのにジ・ラの野郎出てきやせんけどどうしやすかい?」 「ジ・ラの野郎居留守をきめこむつもりの様だ…がそうはいかねぇぞ…」 懐から出した拳銃にサイレンサーを取りつけドアの鍵穴に向け二・三発発砲。 鍵穴がぶっ飛びウォッカがサイレンサーをつけた拳銃を握ったまま家の中に飛び込んできた…が一階には俺の姿はなくいたのは沖矢昴(赤井秀一)だけ… ウォッカはジンに 「兄貴!ジ・ラの野郎ここにはいないみたいですぜ」 「何だと?家中をくまなく探せ!?」 ウォッカ達が家の中を探し始めようとした時に昴さんはスッとソファーから立ち上がり 「君達がちなまこになって探している人物はここにはいませんよ」 動きをとめるウォッカ達 聞き覚えがあるのかジンは 「 変装しちゃいるが声だけは変えられねぇようだな…赤井秀一!!」 ジンの発言にウォッカ達はザワつく。 「ジンの兄貴、こいつが赤井秀一だって言うんですかい?でも赤井秀一はキールに殺させたんじゃ…」 「あぁそうだ。だがキールに殺させた赤井秀一が偽者だとしたら…」 「信じられやせん」 ジンとウォッカの会話を聞いていた赤井さんはいつの間に二階の廊下におり二階からジン達にライフルを向け構えている。 _________ ⊥⊥⊥⊥⊥⊥⊥⊥⊥ N E X T |