愛しい 愛しい 宿敵さん 終章 ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 項垂れているジンにベルモットは近寄ろうとした時にボスが姿を現し 「ジン、ジ・ラは始末したか?お前にはツラい事をさせたがお前を守るた…!?」 ボスの言葉にキレたジンはボスの鼻先に拳銃を無意識に向けて 「ボスの誤った命令のせいでジ・ラは先ほど息を引き取りましたよ…なぜ役に立たないウォッカではなく役に立つジ・ラを!?」 ジンの言動にウォッカが 「ジンの兄貴なにしてるんですかい?!」と慌てて言った。 「何の真似かね?誰に拳銃を向けてるのかわかるかね?ジン!?」 コメカミをピクつかせ怒るボスに我にかえったジンは片膝をつき 「ボス申し訳ありません…」そう言い残すと山小屋へ “ジン…まさかジ・ラの後を追って自殺するつもりなんじゃ!?” 止めに行こうとするベルモットにボスは静止した 「ボス!」 「そのまま行かせてやれベルモット…愛しいジ・ラのもとに…」 しかし…と言うベルモットにボスは顔を横に振った…が 「待ってジン!?」 叫びボスの制止を振り切ってジンに駆け寄ろうとするベルモットにジンはベルモットに拳銃を向け 「ベルモット来るんじゃねぇ…来たら撃つぜ…」 と言った。 ベルモットは悲しそうな表情を一瞬見せボスのところに戻った。 ジンは山小屋に入り俺の側に座りロングコートの内ポケットからライターを取りだし火を近場にあったカーテンにつけた。 火がついたカーテンはメラメラ燃え炎は広がっていく… ジンは俺にキスをして 「寂しがる事はねぇよジ・ラ…俺もお前のところに逝くぜ…あばよ…ラム、ウォッカ、ベルモット、キャンティ、コルン、バーボン…そして…ボス………」 銃口をコメカミに当て引き金を引いて自殺した… 「山小屋が燃えている…」 「ジンが火をつけて自殺したんでしょうね…山小屋から銃声が聞こえました から…」 悲しみをこらえバーボンはポツリ呟いた。 悲しみがウォッカ達を包む頃に冷たい雪が降り始めた……… _________ ⊥⊥⊥⊥⊥⊥⊥⊥⊥ - E N D - 次回からBLEACHとオリジナルのコラボ小説の連載を始めますので乞うご期待を☆(^-^)★ |