BLEACH オリジナル コラボ小説 もうひとつの地上 -* 第壱話 *- ▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 初めて見る死神に俺達は呆然と見ていた 死神は呆然としている俺達をスルーしてズカズカと一護の部屋を数歩歩き 「近い…」 と一言呟いた。 そんな死神の言葉に一護は何を思ったのか死神を足蹴したのだ !? 足蹴された死神は訳がわからないのかへ?と言いたげな表情をしている。 【ったく一護の野郎!何してんだよ!?】 一護は死神に何か言っているようだがスルー 死神に手を差し出し立ち上がらせて 「悪いな死神さん、あいつ(一護)は本当は優しい奴なんだがな」 そう言う俺に死神は 「気にする事はない」と言い立ち上がると死神は 「死神ではない朽木ルキアだ」と名前を名乗った。 “ルキアか” そう思いながら 「俺は一之瀬隆将であのオレンジ髪が黒崎一護だ。宜 しくなルキア」 俺も名乗った。 ルキアは女なのに男言葉を喋っている。 親しげにルキアと話をしている俺。一方で一護は怪訝そうな表情でルキアを見ている 外から虚の声が聞こえる。 「今のは虚っていう悪霊の声だな?ルキア」 ルキアに尋ねる俺にルキアは 「お、お前は虚の声が聞こえるのか?」 と聞いてくる 頷く俺にルキアはキツネにつままれた表情をしている。 俺は僅かにため息をつきルキアに 「ルキアお前なにボォーとしてやがる!虚を倒しに行くぞ!?…えぇい!一護行くぞ!?俺達だけで虚倒しちまおうぜ!!」 そう言うと死神から斬魄刀と死神化する為の手袋みたいな物を奪い一護を連れて外に飛び出した。 虚は待ってましたとばかりにこちらに向かってくる。死神化した俺は俺の体を一護に預け斬魄刀を抜刀するなり襲ってきた虚を一刀両断した。 ルキアは暫くボォーとしていたが我に返り慌てて後を追ってきて既に死神化して虚と闘っ ている俺に 「無理だ!よさぬか隆将!!魂を喰われ…!?」 驚いているルキアに一護は俺の体を抱えたまま 「凄い奴だろ?隆将の奴」 「ああ、ただ者ではないな…」 一護の言葉にルキアは呟いた。 △▼△▼△▼△▼△ NEXT |