BLEACH オリジナル コラボ小説 もうひとつの地上 -* 第八話 *- ▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 「浮竹その子は誰なんだい?」 浮竹さんの仲間とおぼしき人がいつの間にかおり浮竹さんに尋ねている 「京楽か、この子は朽木を助けに来てくれた旅禍さ」 「旅禍ねぇ〜…ま、いいか。見たところ悪い子じゃなさそうだしね」 と浮竹さんに[京楽]と呼ばれた男は呟き俺に歩み寄ると 「初めまして。僕は京楽春水、八番隊長だよ宜しくね」と自己紹介してきた。 「俺は一之瀬隆将です」と名乗る俺に京楽さんはニコニコしている。 「京楽隊長、私には悪い子にしか見えないのですが」 京楽さんの後ろにいた副隊長さんが言うが京楽さんは 「七緒ちゃん怖〜い」と言うと七緒さんが 「失礼しました京楽隊長」と言い詫びる七緒さんに京楽さんは 「わかればいいんだよ七緒ちゃん」と言った。 京楽さんから俺に視線をうつす なり七緒さんが 「私は八番隊副隊長の伊勢七緒です。宜しくお願いします」 と眼鏡をおさえながら言った。 呆然としている俺に京楽さんが 「隆将くんゴメンねビックリさせちゃったね。七緒ちゃんは本当は優しい女の子なんだけどね」と言った。 「そうなんですか」 と言う俺 浮竹さんから少し殺意を感じ見ると 「なぜ京楽には敬語なのに俺にはタメ口なのかい?」と双魚理を構え言っている。 … 「すみませんでした」謝罪の言葉を述べると双魚理を鞘に納め 「わかればいいんだよ隆将くん」 と優しい浮竹さんに戻った。 京楽さんが手招きしているので近寄ると 「隆将くんあまり浮竹を怒らせない方がいいよ。普段は優しいけど怒らせたら怖いからね」と言う京楽さんに俺は素直に頷いた。 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲ NEXT |