BLEACH オリジナル コラボ小説 もうひとつの地上 -* 第十弐話 *- ▽▲▽▲▽▲▽▲▽ “やっと来たか一護!” 俺はルキアを連れ一護たちのもとに急いだ。 ルキアの無事な姿を見た一護はホッとした表情をしていた。 のもつかの間、霊圧を感じ俺が背後に振り向くと五番隊長[藍染惣右介]と三番隊長が佇んでいる。 「藍染に市丸!」 俺の呼び捨てに市丸が 「隊長である僕らに呼び捨てはアカンなぁ〜」 と言ったが藍染が 「市丸隊長気にしない方がいいよ」 と言うと市丸は 「はい藍染隊長…」 と言った。 藍染は俺達に 「旅禍の諸君。そして朽木ルキア。君達を生かしておいてはソウル・ソサエティにとって良くない。だから僕は君達を殺さなくてはならない…」 「ちょっと待てよ藍染!俺達だけならわかるが何でルキアもなんだよ!?」 「…あぁ〜理由を言ってなかったね一之瀬 君。朽木ルキアの魂魄はソウル・ソサエティの裏切り者“浦原喜助”が作った物だからだよ」 藍染の言葉に腹立った俺は藍染の胸ぐらを掴み殴りかかろうとしたのだが藍染に逆に胸ぐらを捕まれ藍染自身の右側に。そして藍染は 「ギン殺せ…」と市丸に言った。 市丸は「はい」と応答すると神鎗を抜刀しスゥー…と構え俺に向け 「射殺せ神鎗…」 そう言うと刀身が延び俺に迫ってくる… 俺は足蹴して着地し瞬歩で避けた。 藍染は俺に足蹴された手をさする 市丸は獲物に逃げられ刀身を元の長さにして鞘に戻し 「すんません藍染隊長。逃げられてもぅた」と言った 藍染は僅かにそして一瞬苦虫を噛み潰したような表情をした ▲▽▲▽▲▽▲▽▲ NEXT |