BLEACH オリジナル コラボ小説 もうひとつの地上 -* 第十四話 *- ▽▲▽▲▽▲▽▲▽ 駒村隊長さんは東仙に向かって 「東仙!貴公の正義はそんなものだったのか!?」 叫ぶと東仙は 「駒村、私の正義は血に染まぬ世界だけだ」と言った。 藍染たちは大虚の光に包まれたまま上昇してゆく中、市丸は乱菊さんに 「乱菊ゴメンな」 とポツリ呟いた。 藍染たちが虚圏(ウェコムンド)に行ってしまった翌日の事。 俺は山本総隊長さんに呼ばれた。 朽木隊長と一緒に一番隊の詰所に行く。 山本総隊長は俺が姿を現すなり 「待っておったぞ。一之瀬隆将」 と言った。 俺は 「総隊長さん、俺に何かご用でっしゃろか?」と聞くなり 「ふむ。実はの現霊王様が次期霊王をお主にと仰られての…どうじゃ隆将。ここは一つ次期霊王になる事を承諾して欲しいのじゃ」と言う。 「俺が次 期霊王…ですか?」 俺の問いかけに頷く総隊長さん。俺は朽木隊長さん達を見回すと山本総隊長さんと同じように皆頷いている。 今俺が拒否したらマズい事になると思った俺は承諾した。 「隆将、お主の霊王並の死神能力をもっておると儂も皆も認めておる。承諾してくれてありがとう」と山本総隊長さんは言い深々と頭を下げた。 俺は慌てて山本総隊長さんのところに駆け寄り 「総隊長さん頭を上げてくれや」 と言うと頭を上げ 「お主はしっかり者で心優しい者じゃのぉ」と俺の両肩に手を置き言った。 ▲▽▲▽▲▽▲▽▲ NEXT |