刀剣乱舞×創作 コラボ小説 父に愛されすぎて 困ってます 其之弐 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 姥ちゃ〜んと呼ぶ声に山姥切は怒っているが俺は気にしない 襖を開け広間に入ってきたるは不動行光 “こいつか俺より先に本丸に来たという奴は” そんな事を思っていると不動がズカズカ俺に近寄って来て顔を見るなり俺を指差し 「あ〜アンタが三日月龍訝だな〜宗近さんから話は聞いてるぞ〜」と言ふ 山姥切は不動に 「不動行光!指差しするな!!龍訝は天皇の飾り太刀だぞ!!!」と叱った。 山姥切に叱られた不動は拗ねたのか床にゴロンと横になり 「あ〜あ〜どうせ俺は信長さんを守れなかった馬鹿刀だよ〜!!」と言ふ はぁ〜またかと言いたげな表情をする山姥切 今まで黙っていた俺だったが 「不動行光!過去の事を拗ねたところで何になると言うのだ!!」 山姥切は今まで冷静だった俺が急に怒 りの声をあげた為か驚いているが父上は驚いていない。むしろ呑気だった。 ガバッと起き上がった不動が俺に 「だから何だって言うんだよ!!」とくってかかってくる。 そんな俺と不動に父上は 「まあまあ二人ともよさないか…」と呑気に言ってくる ∽∽∽∽∽∽∽∽∽ つづく |