刀剣乱舞×創作 コラボ小説 父に愛されすぎて 困ってます 其之九 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 俺に閉め出されてしまった父上はブツブツ文句を言いながら桶などを元あった場所に戻し自室に戻るなり次の案を考えているのか隣の部屋からう〜むと唸るような声が聞こえてくる “今日は左文字三兄弟か山姥切かへし切り長谷部の自室で休ませてもらうか” 夜になり父上の自室から一番離れている左文字三兄弟の自室へ布団などを持ちて訪れ 「江雪たちすまないが今宵だけお前たちの部屋で寝かせてはくれまいか?」と言ふ俺に宗三左文字は 「あらあら、私は構いませんが…」と言ふと江雪左文字たちを見ると江雪たちは許可してくれた。 “許可してくれてホッとしたはいいが父上の事だ。よからぬ策を講じていよう” と思いつつも床についた 真夜中、何者かが歩いている妙な音に目を覚まし障子を開け顔だけ廊下に出すと歩いているのは父上だった!? 「え〜と…」 呆然としている俺の前に父上は立ちはだかりてしゃがみ込み俺の下顎を持ち上げ 「龍訝…何故お前は自室にいないのだ?」と妖笑しつつ聞いてくる 俺は恐怖のあまり叫んでしまった。 俺の叫び声に本丸にいた者たち全員飛び起きて左文字三兄弟の自室に集合… ∽∽∽∽∽∽∽∽∽ つづく |