刀剣乱舞×創作 コラボ小説 父に愛されすぎて 困ってます 其之弐十弐 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 「夕げを食べる前に風呂に入ってしまおうな?」と言ふ父上に俺はギョッとした 遠征から帰ってきた者が風呂に入ると湯船のお湯が真っ赤になるのを知っているからだ… 父上をはじめ遠征組を見ると時間遡行軍どもの返り血をあびているのか血がベットリ… “うわぁ〜一緒に入りたくないな〜” ゲンナリした表情の俺に 「宗鳳お前一緒に入りたくとは思ってはいまいな?」と父上 “…えぇ〜!心が読まれてる〜!!” スッと歩み寄ってきた父上は俺の右肩に自身の左腕をのせ 「図星のようだな?はっはっはっは」 と言いながら強引に俺を風呂場へ引っ張って行く… “い〜や〜だ〜!!” 俺の心の叫び声がこだまする… ∽∽∽∽∽∽∽∽∽ つづく |