▼ スイス発最新時事ニュース ━━━━━━━━━━━━━━ Multilingual Internet Mail Magazine Smartphone Version of Weekly Swiss News Headlines スマホ版:ウイークリー・スイス・ニュース・ヘッドラインズ 【 No. 974 - June 16, 2023 (Reiwa 5-nen)】 https://www.swissjapanwatcher.ch/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ゼレンスキーがスイス議会で発言が許可された事情 (Thu. 15.06.2023) Why is Ukraine-Zelenskyy allowed to Speak in Swiss Parliament? Warum darf Ukraine-Zelenskyy im Schweizer Parlament sprechen? 2023年05月05日のスイス議会のメディアリリースによると、在スイスのウクライ ナ大使館は2023年05月03日、スイス議会でのウクライナ大統領のビデオ演説の公 式要請を送った。 議会両院(国民議会と全州議会)の担当事務局が、この要請を承認する決定をし た。2023年6月15日付ターゲス・アンツァイガー紙に依ると、駐ベルンの新ウク ライナ大使は積極的で、ゼレンスキーの出演を計画した。 外国大統領がスイス議会で演説することは極めて希で、外国の大統領(ウクライ ナ)のビデオメッセージは過去に例がない! 議会での発言権は、国民議会、全州議会、連邦評議会、連邦事務総長、場合に 依って連邦裁判所代表者の特権だ。 保守のスイス国民党(SVP)は、ゼレンスキー演説を阻止しようとしたが、この件 に関する彼等の動議は、国民議会で128票対58票、棄権4票で否決された。 SVP会派トーマス・エッシ会長は、ゼレンスキーの演説を許可すれば、スイスは 中立性を損なうことになると述べた。その為SVPはゼレンスキーのビデオ演説に は欠席することにしている。 ビデオ演説は2023年6月15日午後2時に行われ、この時間は議会の昼休み中(13:00 から15:00まで)。 ゼレンスキー大統領は約15分間ウクライナ語で演説し、物議を醸したウクライナ の演説に耳を傾けたSVPの政治家は2名のみ。 議事堂内には演説用のスクリーンが4カ所設置され、インターネット上の特定の メディアでは「ライブストリーム」で演説の映像を見ることができた。 SVPのフランツ・グリューター議員は、「SVPは、国民議会議事堂での国家元首に よる如何なる演説にも反対」と述べた。 外交政策はスイス政府(連邦評議会)の問題で、憲法にもそのように規定されて いる。 ゼレンスキーの演説は「いつものパターン」を踏襲した。 「親愛なるスイスよ、わが国民の苦しみを前にして無関心でいられなかったこと に感謝する」という言葉でスイスに感謝の意を表した。そして、又もやスイスか らの武器供与を要請、武器はウクライナの生存に不可欠であると! ───────────────── 【 from Editor's Room / 編集後記 】 スイス議会の2院が、異例のゼレンスキーの演説を許可した事情は、当然米国と NATO方面からの圧力があっての事であろうと容易に想像が付く。スイスで「国際 平和サミット」の提唱を持ちかけておいて、ウクライナへの武器供給を円滑化 させる狙いが伺える。西側が提供した武器弾薬は底を突いているという情報は、 ネット上で拡散されている。新任の駐ベルンのウクライナ大使は、張り切って活 動しているようだ。議会では、保守のスイス国民党(SVP)だけが見識を示してい ることに、危機感を覚える。ターゲス・アンツァイガー紙は16日の論説でSVPを 批判した。スイスでも今や主要メディアの報道は鵜呑みに出来ない。 因みに、ゼレンスキーはロシア語地域の出身者でありながら、母国語のロシア語 を禁止する怪。 スイス公共放送SRFの報道: 【10 vor 10】: https://www.srf.ch/play/tv/sendung/10-vor-10?id=c38cc259-b5cd-4ac1-b901-e3fddd901a3d 【SRF News online】 https://www.srf.ch/news/schweiz/reaktionen-auf-selenski-rede-direkt-zu-hoeren-was-in-der-ukraine-abgeht-war-bestuerzend 【ロイター日本語報道】 https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-swiss-idJPKBN2Y11IB ────────────────────────── ★ Issuer/発行元: Thomas Huerlimann & Editors' Group Copyright (C) 1998-2023 Thomas Huerlimann http://mini.mailux.com/pc/mm_search.php?sh_mmlk_id=6002 For subscription of PC Version including German & English text / ドイツ語+英語テキスト付PC版購読登録先: ☆ WSNH編集部宛: swiss_news_headlines@bluewin.ch http://www.mag2.com/m/0000025024.htm http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM49D0B8FB9C4B4&p_id=swissnews&password=C2Bx8Rp?%mN!Ajh ─────────────────────────── |