▼ スイス発最新時事ニュース *************************************** スマホ版:ウイークリー・スイス・ニュース・ヘッドラインズ 【 No. 983 - October 27, 2023 (Reiwa 5-nen)】 https://www.swissjapanwatcher.ch/ ********************************************************* 2030年スイス冬季五輪の野心的計画 Ambitious Plans for Swiss Winter Olympics 2030. (Wed. 18.10.2023) Ehrgeizige Plaene fuer Schweizer Winter-Olympiade 2030. 国際オリンピック委員会(IOC)は、2030年冬季オリンピックの開催地を未だ決め ていない。そこで、「スイス・オリンピック組織委員会」は、この様な大規模 イベントを国内で開催することが可能か、実現可能性調査を依頼した。 「スイス・オリンピック」は、冬季五輪を分散型、環境に優しく、持続可能性が 在るべき姿だと言い、2030年の開催を優先している。 目標は、持続可能でほぼ費用中立の大会を組織すること。 約15億スイスフラン(CHF)弱の予算を組織委員会は見込んでいる。 因みに、2014年のソチ大会の予算は160億ドルだった。 その他の建築物(道路等)や、特にスポーツ施設以外の高額な警備費用は含まれて おらず、この費用は公共部門(国)、又は納税者が負担しなければならない。 国民が否決した2026年シオン冬季大会の警備費用は、約4億スイスフランの予算 が計上されていた。 以前とは異なり、IOCは最早国からの赤字保証を要求してはいないものの、2億 スイスフランの準備金を提示する必要がある。但し、約1億スイスフランの パラリンピックの費用は、公共部門(国)が負担しなければならない。 調査によれば、新たな競技会場は建設する必要は無い。というのも、2030年迄に スイスで多くの欧州選手権や世界選手権が開催されることが利点として挙げられ ているからだ。 オリンピック選手村は計画されておらず、選手たちは既存のホテルに滞在するこ とになる。 2023年9月の調査では、回答者の67%がオリンピック並びにパラリンピック開催に 基本的に賛成していることが明らかになった。 各州で実施される住民投票が、大会を危うくするリスクは比較的小さい。 IOCは2024年パリ夏季大会前の次回IOC総会で、2030年と2034年の冬季大会の開催 地を決定する予定なので、「スイス・オリンピック」は厳しい時間的制約に直面 している。 ターゲス・アンツァイガー紙に掲載されたスイスの冬季オリンピックに関する コメントに、「Zwaengerei(頑固さ)」と書かれたものがある。常連客が恐れをな して去っても、観光業は満足なのだろうか?分散化された大会とは、異なる場所で同時に、15の世界選手権を開催することを意味する。 (Quelle: tagesanzeiger.ch vom 18.10.2023 & Internet News) https://www.tagesanzeiger.ch/schweizer-olympiaplaene-1-5-milliarden-fuer-ein-sportfest-im-ganzen-land-636207346554 https://snowbrains.com/switzerland-could-toss-its-hat-in-the-ring-to-host-the-2030-winter-olympics/ 【 from Editor's Room / 編集後記 】 オリンピック開催中は、静かな保養地がありったけ混雑することになるだ ろう。オリンピック委員会の予算の枠外には、納税者が負担することになる 巨額の警備費も無視出来ない。世界各地で戦争が起きている最中に、オリン ピック開催は安全でないどころか、不謹慎でさえあると思う。近代オリンピ ックの理念は形骸化し、今やすっかり「国威発揚」の場になり、巨額の汚職 の温床にさえなっている。オリンピックはもう廃止して、世界選手権大会で 充分だと個人的には思う。(A.H.) その他今週号PC版の記事には、 2) ゴッタルド基底トンネル鉄道事故の被害額は数百万スイスフラン 3) 太陽光発電でアパート火災 ■ 今週のニュース・フラッシュ: 4) バルト海天然ガスパイプラインの損傷はロシアに対する明らかな冤罪 5) EU職員がフォン・デア・ライエンの対イスラエル姿勢を批判 6) 国連事務総長、ガザでのイスラエルの国際法違反を非難 7) 福島の土壌除染:結果はまちまち その他注目情報も掲載しています。 是非ご高覧下さい。 ★ Issuer/発行元: Thomas Huerlimann & Editors' Group Copyright (C) 1998-2023 Thomas Huerlimann http://mini.mailux.com/pc/mm_search.php?sh_mmlk_id=6002 For subscription of PC Version including German & English text / ドイツ語+英語テキスト付PC版購読登録先: ☆ WSNH編集部宛: swiss_news_headlines@bluewin.ch ☆ http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM49D0B8FB9C4B4&p_id=swissnews&password=C2Bx8Rp?%mN!Ajh ☆ http://www.mag2.com/m/0000025024.htm ★ 既発行メルマガ一覧: https://www.swissjapanwatcher.ch/snh/archive.htm |