▼ スイス発最新時事ニュース *************************************** スマホ版:ウイークリー・スイス・ニュース・ヘッドラインズ 【 No. 994 - February 16, 2024 (Reiwa 6-nen)】 https://www.swissjapanwatcher.ch/ ********************************************** 忘れられたスイスの職業年金基金 "Forgotten" Occupational Pension-Funds. "Vergessene" berufliche Vorsorge-Gelder. (Wed.14.02.2024) 現在、スイスの既得給付金口座(BVG)には90万人分の60億スイスフランが預け られている。これらの人々は、自分が既得給付金口座を持っていることを知らな い。口座の大半は残高が5,000スイスフラン未満。これらの資金はどこから来た のか? 1985年以降、強制職業年金制度(第二の柱)の保険料は、従業員の給与bから天 引きされ、雇用主の年金基金が管理している。 転職した場合、個人のBVG資産は新しい雇用主の年金基金に移管される。 頻繁に転職すると、年金資産の移管を忘れてしまうことがある。 最も一般的な例として、雇用主の変更、失業、キャリアの中断、子育て、離婚、 スイスを永久に離れる場合等がある。 このような場合、BVG資産は元の雇用主に依って既得給付基金に移管され、追っ て通知があるまでそこに保管される。スイスでは毎年80万人以上が転職してい る。殆どの人が、年金基金の移管手続きを自らが主体的にしなければならないこ とを知らない。 公的年金(AHV)の支給開始年齢の65歳に達すると直ぐに、年金口座が残ってい ることを知らせる通知が当局から届く。殆どの場合、正当な所有者が年金を受け 取る。例外は、65歳になる前に死亡した場合や、住所を持たずに海外に渡航した 場合等。新興企業Kalaは、既得資産を見つける支援をしている。 https://www.moneyland.ch/en/retirement-savings-switzerland-do-not-forget 【 from Editor's Room / 編集後記 】 若い頃は年金のことなど余り真剣に考えなかったが、意外にもスイスの現役世代 もそうらしい。年金積立金を自分で手続きをしなければならないことを知らない 、あるいは忘れる、は波乱に満ちた長い現役時代に有り得ることだけれど、これ こそ自己責任に尽きる問題のようだ。年金が老後の生活を支える最重要課題であ る事は間違いないので、学校教育で周知徹底すべきではないかと思う。(A.H.) Subscribe & Unsubscribe / 登録・解除・アドレス変更 ★ WSNH編集部宛:swiss_news_headlines@bluewin.ch http://mini.mailux.com/pc/mm_search.php?sh_mmlk_id=6002 既発行メルマガ一覧:https://www.swissjapanwatcher.ch/snh/archive.htm Copyright (C) 1998-2024 Thomas Huerlimann / Weekly Swiss News Headlines (WSNH) ************************************************************************* |