▼ スイス発最新時事ニュース *************************************** スマホ版:ウイークリー・スイス・ニュース・ヘッドラインズ 【 No. 997 - March 08, 2024 (Reiwa 6-nen)】 https://www.swissjapanwatcher.ch/ ********************************************** スイスのザンクトガレン大学(HSG)は、「オムニチャネル・マネジメント 2024」と題した新しい研究で、ドイツ、オーストリア、スイスの買い物行動を考 察した。IRM-HSGリサーチセンターの結論は、現在、実店舗がインターネット通 販よりも優位を占めている。パンデミック後には反転が見られ、スイス人は再び 店舗で買い物をするようになった。 スイスでは過去15年間に何万店もの店が閉店し、新しい店舗はほんの僅かしか増 えていないので、都市は、都心部が寂れることを心配、コロナ危機がこの状況を 加速させた。 IRM-HSGの調査によると、ドイツ語圏では、オンライン・ショップに代わって、 店舗での買い物が再び好まれるようになっている。 調査は3カ国の消費者3千人を対象に行われ、国による違いはあるが、これは価格 競争による。 ドイツでは、実店舗が集客のために大幅な値引きを行い、オンライン注文の手数 料を大幅に値上げした。調査によると、回答者の51%が最後に購入したのは店舗 で、2021年でもこの数字は依然43%だった。オンラインショップで購入した消費 者はわずか38%で、前回は47%と大幅に多かった。 消費者にとって店は出会いの場。店頭で商品のイメージをつかみ、その場で購入 したいのだ。 興味深いのは、最早オンラインショップの方が安くて、店舗で購入する方が高い と自動的に認識されなくなったことだ。 店舗が復活した他の理由としては、オンライン注文の配送コストの高さや配送の 問題が挙げられる。あるいは、単に店で他の人に会いたいという欲求もある。 https://www.unisg.ch/en/newsdetail/news/new-study-on-retail-trends-in-store-shopping-is-more-popular-again/ 【 from Editor's Room / 編集後記 】 かつて、人件費の高いスイスで宅配サーヴィスなど、夢の又夢の様に思っていたが、時代は変わった!コロナ渦以来、人々は長々とPC画面と向き合うのにウンザリしてきたのかもしれない。オンラインショップで品定めをするのも、結構時間を取られる。届いた商品が求めていた品質と違う事もまま有る。配達員の負担も大きく、様々な配達業者の車が住宅地の中を行き交う。 家に籠もっているより、外に出て街の賑わいを感じながら買い物をする方が、遥 かに楽しいと実感する人々が増えているらしいのは理解出来る。 オンラインショップで気になっていたのは、大量の廃棄梱包材が発生することで 、いささか罪悪感を感じていた。廃棄する段ボールは回収されるものの、結構な 量になり、再利用されるとは言え、総じて環境への負荷が大きい事は想像出来る。(A.H.) Subscribe & Unsubscribe / 登録・解除・アドレス変更 ★ WSNH編集部宛:swiss_news_headlines@bluewin.ch http://mini.mailux.com/pc/mm_search.php?sh_mmlk_id=6002 既発行メルマガ一覧:https://www.swissjapanwatcher.ch/snh/archive.htm Copyright (C) 1998-2024 Thomas Huerlimann / Weekly Swiss News Headlines (WSNH) ************************************************************************* |