▼ スイス発最新時事ニュース *************************************** スマホ版:ウイークリー・スイス・ニュース・ヘッドラインズ 【 No. 999 - March 22, 2024 (Reiwa 6-nen)】 https://www.swissjapanwatcher.ch/ ********************************************** 2023年3月のUBSに依るクレディスイス(CS)の買収は、160年以上にわたる時代 の終わりを告げるものだった。 買収以後、大規模な人員削減が行われることが明らかにされている。 人員削減は2024年に始まり、数年間続く。買収後、既に何人の従業員が新銀行を 去ったかは不明。UBSはこれに関する情報を、3月末に発表する年次報告書で初め て公表する。 2023年9月末時点でUBSの正社員は11万6,000人弱だったのに対し、同年末時点で は11万3,000人弱になっていた。 他の銀行はクレディスイスの終焉で恩恵を受け た。ジュリアス・ベア、ロンバード・オディエ、EFGインターナショナルなど のプライベート・バンクは、CSから顧客アドバイザーを引き抜き、チューリッヒ に在る外資系投資銀行も事業拡大のために、元CS従業員を採用している。 合併に不可欠な従業員には、UBSから十分な報酬が支払われる。 しかし、例えばマーケティング、人事、ITの特定の分野など、重複する部分が多 い部門で働く人々にとって状況は厳しい。 クレディ・スイスの消滅は(今のところ)スイスの労働市場に悪影響を及ぼして いない、と匿名希望のヘッドハンターは語る。 SECO(スイス国家経済局)のデータによると、銀行部門の失業率は2.5%で、ス イス平均の2.4%をわずかに上回っている。 従業員代表の視点では、UBSはこれまで、従業員に対する統合プロセスを透明性 のある方法で実施してきた。 UBSは2026年末までの統合計画の概要を示している。 事業部門の法的統合に加えて、UBSは、CSの顧客情報を自社のITプラットフォー ムへ移行を開始したいと考えている。UBSはこの為に、一部で現在よりも多くの スタッフが必要になる。クレディスイスのシステムは、2026年末まで継続され る。 https://www.finews.com/news/english-news/61850-winners-losers-cs-takeover-ubs-dominik-buholzer-finews-ch-editorinchief 【 from Editor's Room / 編集後記 】 CS崩壊の発端は、米国の地方銀行の連鎖破綻だったが、アングロサクソンのメデ ィアがCSに狙いを定めて、ネガティブキャンペーンの集中砲火を浴びせたことか ら事態は急変した。財務状況は健全と評されていたCSだったが、歴代の経営陣の 不道徳な経営姿勢が批判されてはいた。彼等とは、主に外国人の金の亡者達だ。 UBSに依るCS買収に至った経緯は、姉妹誌jp-Swiss-journalに詳述しているの で、ご参考まで。(A.H.) Vol. 213「スイス最古の銀行CSの命運と市民が知っておくべき事【第一部】」 https://www.swissjapanwatcher.ch/jp-Swiss-journal/jsj-vol213.htm Vol. 214「スイス最古の銀行CSの命運と市民が知っておくべき事【第二部】」 https://www.swissjapanwatcher.ch/jp-Swiss-journal/jsj-vol214.htm Subscribe & Unsubscribe / 登録・解除・アドレス変更 ★ WSNH編集部宛:swiss_news_headlines@bluewin.ch http://mini.mailux.com/pc/mm_search.php?sh_mmlk_id=6002 既発行メルマガ一覧:https://www.swissjapanwatcher.ch/snh/archive.htm Copyright (C) 1998-2024 Thomas Huerlimann / Weekly Swiss News Headlines (WSNH) ************************************************************************* |