▼ スイス発最新時事ニュース スマホ版:ウイークリー・スイス・ニュース・ヘッドラインズ 【 No. 1009 - June 21, 2024 (Reiwa 6-nen)】 https://www.swissjapanwatcher.ch/ スイス政府、公共放送の受信料引下げ決定 Government cuts Swiss Public Radio- and Television Fee. Regierung senkt Schweizer Radio- und TV-Gebuehr. (Wed. 19.06.2024) スイス政府は、2029年以降、強制徴収されるラジオ・テレビ料金を年間300スイ スフランに引き下げることを決定した。 現在、世帯当りの受信料(セラフェ賦課金)は335スイスフラン。 スイスの全世帯及び企業がラジオとテレビの受信料を支払っている。 この引き下げは段階的に行われ、更に約80%の企業が支払いを免除される。 この措置に依って、アルベルト・ロシュティ通信大臣は、受信料を200スイスフランに引き下げを求める、いわゆる「半減イニシアチブ」に対応した。 「スイス国民党SVP」と「自由民主党FDP青年部」の支持者に依る、国民投票の請願は、2026年に投票が行われる予定だ。 発議委員会は、現在世界で最も高額な機器に依存しないラジオ・テレビ放送料金を、1世帯当り年間335スイスフランから200スイスフランに制限したいと考えている。 公共放送SRGラジオ・テレビ会社は、これに警告を発し、料金を引き下げれば最大900人の雇用が失われると説明した。 政府の決定は政令で下されたので、議会はこの問題に発言できない。 左派勢力は、SRGひいてはメディア全体の弱体化を懸念している。 保守政党の多くは、この削減策に満足せず、「半減イニシアチブ」への対案を求める声が上がっている。発議者(SVP)は、妥協案の提示を排除していない。 世論調査によると、「半減イニシアチブ」は有権者の過半数の支持を得ている。 SRGラジオ・テレビ会社は、年間約2億4,000万スイスフランの減収を見込んでおり、これは約900人の雇用削減に相当する。 早ければ2025年から、SRGはインフレ調整金を受け取れなくなるか、あるいは全額受け取れなくなる。 (Quelle: srf.ch/news vom 19.06.2024 & Internet News) https://www.srf.ch/news/schweiz/radio-und-tv-abgabe-bundesrat-senkt-mediengebuehr-per-2029-auf-300-franken-pro-jahr https://www.srf.ch/news/schweiz/senkung-radio-und-tv-abgabe-wir-werden-schon-ab-jetzt-im-angebot-prioritaeten-setzen-muessen https://www.blick.ch/politik/nach-roesti-entscheid-buergerliche-wollen-srf-noch-mehr-ausbluten-lassen-id19866360.html https://www.bakom.admin.ch/bakom/de/home/elektronische-medien/abgabe-fur-radio-und-fernsehen.html https://srg-initiative.ch/ ■ For the related Information (Background) in English refer to the following Links: https://www.publicmediaalliance.org/srg-ssr-warns-of-significant-cuts-if-levy-reductions-pass-2/ https://www.admin.ch/gov/en/start/documentation/media-releases.msg-id-98495.html https://www.werbewoche.ch/en/medien/medienpolitik/2024-02-01/breite-koalition-wehrt-sich-gegen-die-geplante-srg-gebuehrensenkung/ https://www.swissinfo.ch/eng/swiss-politics/government-wants-to-cut-licence-fee-to-chf300-from-2029/81155338 https://www.bakom.admin.ch/bakom/en/homepage/electronic-media/radio-and-television-fee.html 【 from Editor's Room / 編集後記 】 公共放送SRGに関する批判や論争は折々繰り広げられてきた。 長年、受信料に加えて政府から補助金を受け取り、更に広告料収入までも許され て、過保護な経営を享受してきた。国民に必要とされる情報以外の娯楽番組に迄 手を広げ、民業圧迫と評されてきた。報道番組でも、左派擁護の姿勢はあからさ まで、保守を揶揄する事が多かった。 因みに、この傾向はスイスの紙媒体のメディアでも共通する現象と言える。 国際報道でも、NATO、EUの報道統制に屈服することが多く、永世中立を謳うスイ スの存在意義を揺るがしかねず、国民の懸念と厳しい視線がSRGに注がれてきた 。これを再出発の好機と捉えて、SRGは本業に力を注ぐべきだ。 日本の公共放送も、肥大化に連れて劣化の一途を辿り、最早国民の知る権利を阻 害する機関に成り下がっているので、組織の縮小・再編が急務だ。(A.H.) Subscribe & Unsubscribe / 登録・解除・アドレス変更 ★ WSNH編集部宛:swiss_news_headlines@bluewin.ch http://mini.mailux.com/pc/mm_search.php?sh_mmlk_id=6002 既発行メルマガ一覧:https://www.swissjapanwatcher.ch/snh/archive.htm Copyright (C) 1998-2024 Thomas Huerlimann / Weekly Swiss News Headlines (WSNH) |