▼ スイス発最新時事ニュース スマホ版:ウイークリー・スイス・ニュース・ヘッドラインズ 【 No. 1027 - February 07, 2025 (Reiwa 7-nen)】 https://www.swissjapanwatcher.ch/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー パーヴォ・イェルヴィ、ロシア音楽の禁止は無意味 Paavo Jaervi: No Point in Banning Russian Music. (Sat. 01.02.2025) Paavo Jaervi: Kein Sinn Russische Musik zu Verbannen. 現代で最も重要な指揮者の1人パーヴォ・イェルヴィは、インタビューでロシア 音楽とロシアの作曲家ディミートリー・ショスタコーヴィチについて語った。 イェルヴィは、ツューリッヒ・トーンハレ交響楽団の音楽監督兼首席指揮者で、 7年間東京でNHK交響楽団の首席指揮者を務めた。 数日前、彼はツューリッヒ・トーンハレでショスタコーヴィチの交響曲第10番を 演奏した。他のオーケストラはプログラムからロシア音楽を削除した。 パーヴォ・イェルヴィはエストニアに生まれ、両親はスターリンの恐怖政治を経 験した。 イェルヴィにとって、ロシア音楽を禁止することには意味がない。ショスタコー ヴィチは、共産主義の恐怖、拷問、国外追放等を語っている。ソビエト時代この 作曲家の音楽は批判的で、再び非常に話題性がある。ショスタコーヴィチが作曲 していた頃は、スターリンに対して公然と異論を述べることはできず、そうすれ ば直ぐに投獄されていただろう。 パーヴォ・イェルヴィは13歳の時に、エストニアでドミトリ・ショスタコーヴィ チの音楽に出会い、当時、彼は父親から音楽について少し教わっていた。 3年程前、イェルヴィはモスクワに居て、ロシア国立ユース・オーケストラとの コンサートを準備していた。イェルヴィがモスクワに留まったのは、リハーサル 中、若い音楽家達に「音楽は私達を結びつける。私たちは兄弟姉妹だ。何が起こ ろうと、音楽は何よりも重要だ」と話していたからだ。私はその言葉を破ること はできなかった。 多くのメディアは、戦争中にロシア政府から資金援助を受けるオーケストラを指 揮したパーヴォ・イェルヴィを批判した。 イェルヴィは、特に民主主義と人権が危機に瀕している時には、政治的発言をす ることが重要だと考えている。イェルヴィは、20年前人々はもっと自由に発言出 来たが、今日、ソーシャルメディアがすべてを増幅し、「キャンセル文化 」が あると考えている。 イェルヴィは言う、「50年か100年後には、ブリトニー・スピアーズや成功した ラッパーの曲を聴く人は誰もいなくなるだろう。しかし、私達はベートーベンを 演奏し続ける。クラシック音楽は芸術なのだ。」 (Quelle: Tages-Anzeiger print vom 01.02.2025 & Internet News) https://www.tagesanzeiger.ch/weshalb-der-tonhalle-dirigent-weiterhin-russische-musik-spielen-laesst-463945880266 https://de.wikipedia.org/wiki/Paavo_J%C3%A4rvi https://www.tonhalle-orchester.ch/news/interview-paavo-jaervi-zu-schostakowitsch/ ■ For the related Information (Background) in English refer to the following Links: https://paavojarvi.com/ https://www.tonhalle-orchester.ch/en/orchester/paavo-jaervi-music-director/ https://www.tonhalle-orchester.ch/media/tram-for-two-mit-paavo-jaervi/ https://www.tonhalle-orchester.ch/en/news/interview-paavo-jaervi-zu-schostakowitsch/ https://www.youtube.com/watch?v=fW6Ybc_VENU ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【 from Editor's Room / 編集後記 】 スイス・クラシックでは、長年トーンハレ交響楽団の指揮をしていたデーヴィッ ド・ツィーンマンがお馴染みだったが、最近はパーヴォ・イェルヴィ指揮の音楽 がラジオからしばしば聴えてくる。ウクライナ戦争勃発後、SRFもロシア音楽の 放送を控えていたが、暫くしてロシア音楽が頻繁に登場している。(A.H.) https://www.radioswissclassic.ch/de 【 Subscribe & Unsubscribe / 登録・解除・アドレス変更 】 ★ WSNH編集部宛:swiss_news_headlines@bluewin.ch http://mini.mailux.com/pc/mm_search.php?sh_mmlk_id=6002 既発行メルマガ一覧:https://www.swissjapanwatcher.ch/snh/archive.htm Copyright (C) 1998-2025 Thomas Huerlimann / Weekly Swiss News Headlines (WSNH) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー |