悦楽デリNo.10[陥落 1]  2004/02/16

(雨宮君…!?)
それは確かに、繭の勤める予備校の生徒の声だった。
(ど…どうして…!?)
「可愛いよ…先生」
少年の手のひらが、繭の首筋から胸の辺りまでをすっと撫で下ろした。
「!!」

素肌に触れるその感触に、繭は初めて、自分が裸なのだと気付いた。
(な…何をするつもりなの…!?)
全裸で。
目隠しと猿轡をされて。
大きく足を開かされ、椅子に縛り付けられている。
雨宮に猥褻な目的があるのは明らかだった。

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。