(痛い…ああ…っ!) 乳首が震え、乳房までを揺する振動。 初めは痛み。 しかし、執拗に乳首に刺激を与えられた繭の体は次第に火照りはじめた。 「…どう?気持ちよくなってきたかな」 雨宮の声に繭ははっと我に帰り、ぶるぶると首を横に振った。 「んん!!」 「そう…気が強いところが好きだよ、先生。でもいつまでそうしていられるかな」 (こんなことして…ただで済むと思ってるの!?) 繭はそう叫びたかった。 口さえきければ雨宮を言い負かす自信はある。 しかし繭が何を叫んでも、今はただのうなり声にしかならないのだった。 |