とぴあ:食欲・性欲・睡眠欲のハッピーバランス  2008/03/17

睡眠時間が短いとレプチン(食欲抑制ホルモン)やグレリン(食欲促進ホルモン)のホルモンバランスが崩れて肥満になる傾向があるというコロンビア大の研究について、既に「肥満論」において紹介していました。
http://topia.free100.tv/himan-theory02.html#suimin
日本においてもサンプル調査が実施され、睡眠時間が5時間未満だと通常より1.4倍程中性脂肪が増加する傾向があることが最近実証されました。(読売新聞:2008/3/12)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080312-OYT1T00590.htm

ところで、生物である人間の三大欲求は、食欲・性欲・睡眠欲です。個人的な経験からも、男性は食べた後に性欲が湧き、コトをなした後には眠気が襲って来るのに対して、女性はナニの前にはおしとやかだった人がコトが終るや猛烈に食欲が湧くのか、ガツガツと食べるという傾向があるように思います。このことは生物学的にも説明がつきます。例えば交尾の後にオスを食べてしまうメスのカマキリの行動は、産卵のために栄養をつけなければならないという理由があるからです。食欲・性欲・睡眠欲のサイクルの不一致が“性格の不一致”になり男女が別離してしまうことがあるように、いずれかの欲求が満たされなかったり逆に過剰になったりするアンバランス状態だと、肉体的にも精神的にも健全ではありません。「よく食べ・よくして・よく眠る」こと、このバランスを取ることは人間の幸福の基本であると言ってよいでしょう。
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トピアの会
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