トピアML:冷めたご飯の効能  2009/05/01

冷めたご飯の効能──
お米に含まれる炭水化物は、米粒が噛まれることで粉砕され唾液に含まれる消化酵素のアミラーゼと混ざり合うことによっと糖に変わります。小麦粉が主原料のパンのように粉状ではなく、お米は粒状なので、噛み応えがあり、相対的に消化が緩やかです。

特に冷めたご飯の場合、デンプン(スターチ)がレジスタントスターチ(難消化デンプン)に変化しているので、さらに噛み応えがあり、糖の吸収をさらに穏やかにするので、インスリンの分泌もゆっくりになり、体が急激に低血糖になることを防ぎます。

その上レジスタントスターチは、水分を含むとゲル状に膨らんで、便の量を増やして快便を促進してくれます。しかも善玉菌と相性が良いので味噌汁や漬物、乳酸菌飲料などと一緒に摂取することで整腸作用も促します。

因みにお米を食べる時だけとは限りませんが、噛む際に出る唾液は、食物に含まれるがん誘発物質を消滅させる効果があるという実験結果も出ています。

肥満論
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