ちょっと気になる科学news No.92  2004/07/10

■■■ちょっと気になる科学news  ■■■No.92*2004.7.10
★★カビ臭でストレス★★7/8 杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授らの実験
で、カビのにおいは、それに慣れてほとんど感じなくなっても脳にストレスを与えて
いることがわかった。実験は、成人男女10人に、カビのにおいをつけた水と、無臭
の蒸留水の入った試験管を、くつろいだ状態で30分間かいでもらい、脳波を記録し
た。人間は、同じにおいをかぎ続けると数分で慣れ、カビの場合でも、ほとんど自覚
しなくなるとされる。しかし、実験の結果、カビ臭をかいだ時は、脳のリラックス度
を示すアルファ波の出る割合が、参加したほぼ全員で、約3分の2まで減った。蒸留
水ではほとんど変化がなかった。(読売新聞)♪梅雨時のカビいやですね。カビをな
くし、いいにおいを嗅ごう。アロマセラピ−見直しました。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040708i408.htm
★★母乳から国外の農薬検出?★★7/5  愛媛大沿岸環境科学研究センターの田辺
信介教授らの共同調査で、国内で製造・輸入のない有機塩素系農薬「トキサフェン」
が日本人の母乳に含まれていることが分かった。田辺教授は「トキサフェンは、環境
ホルモンの疑いがある。すぐに人体に悪影響があるとは言えない濃度だが、経路の特
定が必要だ」と話している。環境省によると、トキサフェンはトウモロコシやジャガ
イモなどの殺虫剤として、70年代に米国などで使われたが、その後は使用されてい
ないという。(毎日新聞)♪食べ物に含まれる農薬が極微量でも、人体に取り込まれ
て濃縮されるのだ。主にどんな食物から入ってくるのか、早急に特定して欲しい。
http://www.excite.co.jp/News/searched_story/?nd=20040705150000&nc=20040705E4
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★★iモ−ドのホ-ムペ-ジ★★
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