ちょっと気になる科学news No.94  2004/07/22

■■■ちょっと気になる科学news  ■■■No.94*2004.7.21
★★ヒマワリは太陽に向いて咲いている?★★
夏の花といえばヒマワリ。うちのヒマワリも咲き出しました。ヒマワリの花は大きく
明るい花で好きな人が多いようです。ところで、小さい頃、ヒマワリはいつも太陽に
向って咲き、太陽の動きに合わせて首を振ると聞きました。しかし、うちのヒマワリ
は太陽に向いて咲いていません。ヒマワリを向日葵とも書きますがどうなっているの
でしょう。
一般に植物の若い芽や茎は太陽に向けて成長し、より多く光合成が出来るように「正
の屈光性」をもっています。これは、光に当たらない側の成長ホルモンが濃くなり、
光に当たらない側が早く成長し、光の方向に曲っていくのです。ヒマワリも同様で
す。ヒマワリも若いときの芽や茎は太陽の方向に向きます。しかし、それはつぼみの
時までで、つぼみ以降はその性質は弱くなり、花が咲き出すと全くなくなるそうで
す。(M.A)
http://www.melma.com/mag/42/m00017042/a00000103.html
★★元祖マラソンは真夏だった★★7/20 米テキサス州立大学の天文学者らが、今年
のアテネオリンピック同様、元祖マラソンは暑い盛りの8月12日であったらしいと
発表した。「マラトンの戦い」でペルシャ軍に勝ったアテネ軍の兵士が約40キロを
走って戦勝を報じ、それがマラソンの起源になったとされるその勝利の日は、19世
紀のドイツの学者が歴史家ヘロドトスの詳細な月などの記録をもとに9月12日と計
算し、定説となっていた。しかし、同大のドナルド・オルソン教授によると、アテネ
もスパルタも、月と太陽の動きに基づく太陰太陽暦を使用していたが、アテネは夏至
を、スパルタは秋分の日を1年の起点としており、ヘロドトスの記述にある祭礼や新
月の時期を、スパルタの太陰太陽暦として計算し直すと、戦いは8月に行われたこと
になるという。(読売新聞)♪アテネ軍の伝令役の兵士は熱中症か心臓マヒかで死亡
した。今日のように医療が発達していたら助かったかも。助かっていたらマラソンと
いうスポ−ツは生まれていなかっただろう。
http://www.asahi.com/science/update/0720/002.html
★★iモ−ドのホ-ムペ-ジ★★
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