■■■ちょっと気になる科学news ■■■No.111*2004.10.8 ★★桜の狂い咲き★★ あちらこちらで季節はずれの桜が咲いています。よく見ると、桜の枝葉は、台風で傷 つき落ちてしまったのか、虫に食われたのか、無残にも丸裸。春でもないのに、どう して桜が咲くのだろうか?説はいろいろあるようですが、一つにまとめてみます。葉 が茂っているときは葉から開花しないように植物ホルモンが出ている。そのときには ゆっくりとつぼみの形成がなされ、寒い冬を越し春になって大きく開花する。何かの 原因で青葉がなくなると、開花の制止が効かなくなり、また葉が使うべき栄養分が花 芽に吸収され、そして気温が暖かいと「春になったかな」と間違えて咲いてしまうの だそうだ。したがって、狂い咲きした翌春の桜は、花芽が少ない。 参考(秋田魁新報社):学ぶ:何でもQ&A:狂い咲き http://www.sakigake.jp/ ★★恐竜は鳥類として生き残っている★★ 鳥と恐竜の祖先は同じだといわれてきた。だとすると羽根の生えていない恐竜にもそ の痕跡があるはずだ。その証拠らしき化石が見つかった。今まで肉食恐竜の皮ふはう ろこ状と思われてきたが、すくなくとも毛が生えていた。去年の羽毛の恐竜の化石発 見をも視野に入れると、鳥類は肉食恐竜が進化したもので、恐竜は絶滅したのでなく 鳥類として現在も生き残っていることになる。参考(朝日新聞)10/7[肉食恐竜ティ ラノサウルス類に羽毛 中国で新種化石 ] http://www.asahi.com/science/ ★★リンゴに脂肪を減らす効果★★ リンゴには活性酸素を減らす成分ポリフェノ−ルを含むといわれていた。その成分に さらにダイエット効果と筋力増強効果があるということです。特に皮の部分に多いそ うですが、リンゴの皮は消化が悪いので注意しよう。リンゴのポリフェノ−ルは 「アップルフェノン」などとして市販されている。その効能は品質保持機能、生体内 抗酸化機能、消臭効果、虫歯予防、メラニン生成抑制、抗アレルギ−、血中コレステ ロ−ル値改善とある。 参考(読売新聞)10/4記事の見出しは自分で探そう http://www.yomiuri.co.jp/science/ *************************** 3CATS科学グッズ http://www.cats3.jp/toy.htm E−mail:akagoods@ybb.ne.jp *************************** |