ちょっと気になる科学news No.116  2004/10/31

■■■ちょっと気になる科学news  ■■■No.116*2004.10.31
★★震源地の震度7だった★★
気象庁は、新潟県中越地震での震源地の川口町の震度計が、23日午後5時56分に震度7を観測していたと発表した。
震度計は23日午後5時56分当時作動していたが、地震によって停電になりデ−タ−が送れられていない状態が続いていた。停電の復旧によってデ−タ−が送られて来たのが30日午後1時過ぎだった。♪地震計が地震でデ−タ−の送付が出来ないというのはおかしい。自家発電なり、電池などで震災時も無線送信できるようにしておかないと意味がないね。
関連サイト紹介:読売新聞10/30:社会:中越地震の本震、川口町では震度7・・
http://www.yomiuri.co.jp/national/
★★電波望遠鏡などのペ−パ−クラフト型紙★★
国立天文台の坂本成一助教授が、天文観測に使われている電波望遠鏡の仕組みを知ってもらおうとペ−パ−クラフトを開発した。希望者は下記の国立天文台のホ−ムペ−ジで型紙とつくり方等を無料でダウンロ−ドできる。型紙はA4用紙に印刷し、ハサミとのり等で親子で製作できる電波観測衛星「はるか」などの簡単なものから、熟練者向けの難しい「すばる」まで多数ある。♪親子でつくれるものから、熟練者でも6時間かかるものまであって、マニアにとっては大変嬉しいね。
http://www.nro.nao.ac.jp/~lmsa/outreach/papermodel.html
★★エレベ−タ−の歴史★★
エレベ−タ−の起源はアルキメデスの人力巻き揚げ機だそうだ。これを実際に使ったのがロ−マ−時代の暴君ネロで、ロ-プと滑車を使って箱を揚げたらしい。フランスのナポレオンがこれを真似て、階段を上るのに大変な裾の長い王妃のために、椅子式のエレベ−タ−を作った。日本では、17世紀あの水戸黄門(徳川光圀)が水戸で図書館(好文亭)を作るとき、本を運ぶためにロ-プによる小型リフトが使われた。電気式エレベ−タ−が日本で初めて使われたのは、1890年10月27日浅草公園の凌雲閣(12階建て67m)であるが故障ばかりしていたそうだ。
参考にした本:生活歳時記:樋口清之監修:三宝出版:物知りコ-ナ-
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 http://www.cats3.jp/toy.htm
E−mail:akagoods@ybb.ne.jp 
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