ちょっと気になる科学news No.124  2004/12/02

■■■ちょっと気になる科学news  ■■■No.124*2004.12.2
★★うそ発見、脳の血流で★★
朝日新聞によれば、「脳の活動を手がかりに、ウソを見分ける新手法を米テンプル大の研究チームが開発した。機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)で脳の血流の変化を調べるもので、脈拍と呼吸数、発汗の変化を調べる従来のウソ発見器(ポリグラフ)以上にごまかすのが難しそうだ。」とのことだ。今までのポリグラフは、動揺も顔色一つ変わらないような冷血犯にはうそ発見器での捜査は難しかった。脳内ではウソをつくと余計な脳細胞の働きが必要で、その分だけその場所の血流に変化があるのだろう。♪ウソ発見器のキットが実際に通信販売されている。自分でハンダ付けをする電気工作キットで中学生以上におすすめですよ。
*サイト紹介:朝日新聞12/1:サイエンス:究極の?ウソ発見法・・・
http://www.asahi.com/science/
★★最も短時間のパルス光★★
毎日新聞によれば、「0.95フェムト秒(フェムトは1000兆分の1)というごく短時間だけレーザー光を光らせることに、東京大物性研究所の渡部俊太郎教授(レーザー物理学)らのチームが成功した。」そうだ。1フェムトは1000兆分の1であり、光速は30万Km/Sなので、0.95フェムト秒間に光の進む長さは、たったの0.3ミクロン(1ミクロンは千分の1ミリ)だけである。♪これをうまいこと利用すると、今まで想像の域を出なかった原子核の周囲を回っている電子の動きも撮影できるかもしれないってさ。
*サイト紹介:毎日新聞12/2:サイエンス:世界最短の光・・・
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/
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 http://www.cats3.jp/toy.htm
E−mail:akagoods@ybb.ne.jp 
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