冷気に咲く華4  2005/09/12

ッッッ………


一瞬だった、刀を握る腕が上がらない熱い痛い遠距離型と断定した、迂濶に距離を保たないほうがいい。俺は血吹き出しながら接近し阿散井とタックを組みタイミングをはかって連続攻撃にでる、ここまで来てしまえば容易い一瞬で虚の仮面を壊した、壊したはずだった

最後の悪あがき

反撃してこないと思えば…口を開きそこから溢れ出る霊圧、エネルギーが並大抵ではない
放たれた光線は目で追えないくらい早く結解を破り真っ直ぐに突っ込んだ
そして虚は消えた





光線は
十二番隊のすぐ横にぶつかった
衝撃で建物の半分がなかった



あ…こんさん?



数時間前までいた部屋が吹き飛ばされ跡形もなく大破している
目の前にあるものが信じられない、大量出血で視界が揺らぐ一歩踏み出せば銀色の世界何も見えない貧血と痛みで意識が途絶えた






なぁ
生きてると声を聞かせて


「んぁ?………檜佐木先輩………っ!!!!、吉良ぁっ四番隊呼んでこいっ、さっさと行けよばかっ」



海を造る
赤い紅い浅い海


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