臆病な俺  2007/02/05

抱きしめた温もり 


詰めるだけ詰めて幼すぎる 


二人だから 振り切った





25:00決まって 「オヤスミ」は確認



耳の奥が 痛くなるまで 





寄り添った春はすぐそこ 



吐く息白い 目に見えないほう信じ





減り続けた 「オヤスミ」の理由(ワケ)







今思えばあの頃から 少しずつ






不確かなことは増えてた


春が来たら 口癖の 





君を覆った胸騒ぎ一つ




それに慣れることで 




繋いでた糸が朱色でも 





構わなくて 僕だけで今頃同じ 






空を見上げて 想いを暮らす筈が





不安だけが 降り積もるばかり






距離は君を大人に変え 





変われない僕のこと 





ひどく傷つけたかじかむ手で 





匿った 






最後の言葉





今夜切り出そう




さよならまでは もう少しだけ 




時間があるね





今日は 



何を話そうか今思えばあの頃から 





少しずつ不確かなことは増えてた春が来たら 





口癖の 君を覆った胸騒ぎ




一つ細い声は終わり告げる 






最後まで受話器越し 






許せなかった





頬を伝う 



僕よりも 




冷たい涙




拭えない



距離が




拭えない




距離が





許せなかった


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