ラブゲッチュ[13/06/29]  2013/06/29

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 06/29号
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⇒更新情報

第395回体験記「研究熱心」を更新致しました。

今回は11ページ。
雑談が結構長くなってしまったかも。笑

お時間ある時にご覧下さいませ。

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⇒雑談

メルマガ恒例のどうでもいい話。

前回は「手ぬぐい」についてでした。
今回も体験記の内容にちなんだお話を少しだけ。

今回の体験記ではとある物から「色」についてのお話を書いています。
日本人の色彩感覚。
それについて体験記では書いていない事をちょっとだけ。

「和色」って聞いた事があるでしょうか。

これは日本の伝統色のことです。
日本の色に対する感性は実に繊細です。
江戸の文化が華開くころには、多数の風流な名前の付いた色が生み出されました。
四季折々の日本ならではの色。

「和色」と呼ばれる日本の伝統色。
なんとその数は450以上にも上ります。
一言で「赤」といっても、様々な赤がありますよね。
くすんだものやビビッドなもの…様々な色がある。
江戸時代の日本ではそれらの色にそれぞれ名前を付け、区別してきたのです。

で、その和色。
名前がとにかくイカス。
かっこいいのです。
日本らしい風流でセンスのある和色。

ザッと書いてみますのでご覧になって下さい。

桜(さくら)
珊瑚(さんご)
真朱(まそお)
躑躅(つつじ)
牡丹(ぼたん)
臙脂(えんじ)
茜(あかね)
蘇芳(すおう)
真紅(しんく)
女郎花(おみなえし)
真赭(まそほ) 
駱駝(らくだ)
胡桃(くるみ)
琥珀(こはく)
紅鳶(べにとび)
弁柄(べんが)
赤銅(しゃくどう)
蒲公英(たんぽぽ)
向日葵(ひまわり)
鬱金(うこん)
金色(こんじき)
黄金(こがね)
芥子(からし)
藍海松茶(あいみるちゃ)
空五倍子(うつぶし)
鶯(うぐいす)
青朽葉(あおくちば)
萌黄(もえぎ)
山葵(わさび)
浅葱(あさぎ)

…などなど…。
どうでしょう、このネーミングセンス。
同じ黄色でも、蒲公英(たんぽぽ)、向日葵(ひまわり)、山吹とそれぞれちょっとずつ違う。
何とも風流ではないですか。

この和色と呼ばれる色彩。
もっとくわしくご覧になりたい方は「和色大辞典」なんてサイトがありますのでよかったらご覧になっています。
日本の伝統色465色の色名を識別して表示されています。

■和色大辞典
http://www.colordic.org/w/

ちなみに管理人がお気に入りの和色は「鉄紺」「紅桔梗」「江戸紫」です!←どうでもいい
日本にはこんなに沢山で繊細なし色があった事に驚くと共に、日本語の美しさを改めて知る機会になれば幸いです。

以上、「和色」についての小咄でした。
ではでは。

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