================ ラブゲッチュ情報 01/25号 ================ --- ※毎週土曜配信 --- ▼PR ミントでキャンペーン実施中。絶対安心宣言のコミュサイト! http://px.moba8.net/svt/ejp?a8mat=25RIOZ+81CR3E+5K0+TS3OI&guid=on --- ⇒ご挨拶 ご登録下さった皆様、ありがとうございます。 ラブゲッチュのメルマガ配信です。 このメールに返信しても管理人宛には届きませんのでご注意下さい。 --- ⇒更新情報 第425回体験記「朝からする事」を更新致しました。 今回は11ページ。 おおう…頑張りました。 お時間ある時にご覧下さいませ。 ※トップページは http://www.lovegetchu.com/ --- ▼PR 有料サイトが無料化ってほんと!?本当です! http://miml.info/tc/?3_55 --- ⇒雑談 メルマガ恒例のどうでもいい話。 前回は「ゆきやこんこ」についてでした。 今回はどうしましょう。 時事ネタではなく文字ネタにしましょうか。 意味を間違えて覚えている。 そんな言葉って実は結構あったりします。 違う意味で浸透してしまったりとか。 そんな言葉を1つチョイスして触れてみましょう。 先日管理人が街を歩いていると前に3人組の男子高生が歩いていました。 会話の内容は大雑把でこんな感じ。 「○○誘ったけどこねーってよ」 「あいつ奇特なやつだしこねーだろ」 「なー」 こんな会話。 個人的に違和感を覚えたのが「奇特」の使い方。 皆さん「奇特」ってどんな意味だと思いますか。 「奇特な人」と呼ばれたらどう思うでしょう。 「奇特=奇妙で珍しいこと」「奇特な人=変なやつ」なんて思っている方って意外と多いのではないでしょうか。 上述した男子高生の会話も正にそういった用法ですね。 でもこれ、実は誤用なのです。 「奇特」ってどんな意味か。 他人の行為や心がけが「優れて他と違って感心なこと」で、「殊勝」の類義語とされます。 いい意味なのですね。 例えば「匿名で多額の寄付をするなんて、今どき奇特な人もいるものだ」なんて使い方が正解。 ところが2002年の文化庁「国語に関する世論調査」では本来の意味を理解していた人は半数に届かなかったというデータがあります。 4/1超が「奇妙で珍しいこと」と誤った解釈をしていました。 最新データがそれなのですが、今は調査から10年以上が経過し、こうした傾向はさらに強まっているのではないでしょうか。 文化庁の調査から指摘できるのは、若い世代ほど意味を誤解している割合が高い点。 とりわけ10代と20代で誤った解釈をした回答が多数派になっています。 原因はなんでしょう。 実は原因として推測できるのが…この世代の若年時、最も影響力を持った漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」。 1994年末の653万部という発行部数は世界一の記録。 調査時の02年に16〜29歳だった世代は当時10歳前後〜20歳前後ですから、まさに主力購読層に当てはまります。 管理人も正にジャンプ世代でした。 そんなジャンプ黄金時代を、数々の漫画に交じって支えた読者投稿欄こそが「ジャンプ放送局」。 ジャンプの一番最後ほうでやってたコーナーですね。 ご存知の方も多いのでは。 82年から95年まで続き、読者投稿を集めたものとしては当時最長となる24巻まで単行本も発行されました。 最盛期で毎週4万通というはがきの数も桁違いの人気コーナー。 その中で草創期を除き常に人気ナンバーワンだったコーナーが「奇特人間大賞」というコーナー。 一口に言えば「身近にいる変なやつ大集合」というコンセプト。 ようするにこのコーナーが与えたインパクトがあまりにも強かったのではないか、と推測されます。 元々このコーナーがスタート直後、82年11月15日号のジャンプ放送局「新番組のおしらせ」ではこう書かれています。 「奇特というのは、行ないが感心なこと、と辞書にかいてある。しかし行いがいいといっても世の中にはいろんな人がいる。小さな親切だと思ってしているが、されたほうにとっては大きなお世話な場合が多い。この小さな親切大きなお世話人間を募集しようというわけだ!!」 ようするにそもそもの意味としては間違った意味で使っていた訳じゃなかったのです。 この「小さな親切大きなお世話」という文字は85年末まではコーナー名にも注記されていました。 初期の投稿例も他人のお節介な行為についての作品が多く、コンセプトが守られていたことを物語っています。 ところがこの注記が消えたあたりを境に、急速に「変なやつ大集合」へと変貌を遂げます。 単行本4巻には「一応『小さな親切、大きなお世話』ってことでスタートしたんだけど、いつのまにか『妙なやつ大集合』って内容になっちまった!! 評判いいと勝手に時流に流されて行ってしまういいかげんさが、なんたって『ジャンプ放送局』!!」と解説している項目があったり。 同じく単行本7巻には「今や世間でも、変な奴を"奇特"と呼ぶまでになった」とあり、この頃にはジャンプ読者の間で「奇特=変なやつ」が共通認識になっていたとみてよさそうです。 そんな訳で「奇特」という言葉を、年齢層が上の人達は正しき認識している。 でも、ジャンプ黄金期世代以降は間違えて覚えてしまっているのではないかなーと。 元をたどれば意外なところにいきつく。 管理人が勝手に気になったお話でした。 ではでは。 --- ⇒配信元 ラブゲッチュ http://www.lovegetchu.com/ --- ※このメールはメルマガ登録者に送信しています ※このメールに返信しても管理宛には届きません |