ラブゲッチュ[15/06/21]  2015/06/21

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第498回体験記「AFM記念日」を更新致しました。

今週は15ページ。
土日で少し外出していたので公開が遅くなってしまいました。
すみません。

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⇒雑談

メルマガ恒例のどうでもいい話。

今回は雨で濡れる事も多い、足元のお話を。
以前好評だったお話です。

「足元を見る」というお話。
慣用句としてこの言葉はありますよね。
「相手の弱点を見つけて付けこむ」なんて意味でしょうか。

これの由来は江戸時代。
街道や宿場などで「駕籠引き」「馬方」なんて呼ばれる商売の方がいました。
今で言うタクシーのようなものですね。
ようするに駕籠に乗る、馬に乗るという違いです。

その商売の方、お客がきますと値段を要求します。
今のような決まった固定額はありませんのでお客が「○○まで」と言うと、その人の身なりなり行く距離などを見ていくらかを決め要求した訳です。

ようするに…こういう事。
疲れている人は駕籠に乗りたい、ですので法外な値段を要求する。
疲れていればその金額でお客は了承してしまいます。
逆に疲れてなさそうな人には適正な額を要求する。
こうやって使い分けていたのです。

では、どうやってその客の疲労度を見たか。
それが「足元を見る」というやつなのですね。

当時の街道などは今のようにアスファルトで整備されているはずもなく、歩いていれば自然と足元が汚れます。
ようするに足元が汚れている=沢山あるいた人=疲れている客というわけです。
そんな疲れている客を足元で判断して法外な値段をふんだくった。
だから「足元を見る」なんて言葉が今でも残っているのですね。

そんな足元、履物の話をもう少しだけ。

靴なんかでも「オシャレは足元から」なんて話を聞きませんか?
オシャレ通な人ほどそんな事を言っている気がします。
管理人はオシャレではないので分かりませんが…実際に女性は靴持ちな子が多いですよね。

実はこれ和装履物でも同じ。
むしろ日本人の昔からの美意識に関係しているのではないか、なんてお話。

西洋では靴を履いたままベッドまで…なんで習慣が主ですが、日本には履物を脱いで家に上がる習慣があります。
ここに美意識の差が生まれるように思うのです。

履物を脱いだ時、当然自分と履物が離れる。
すると履物だけを他の人に見られる事になります。
この時に立派な履物だったら胸を張っていられますが、履き潰した物であったり、有り合わせの物だった場合はどうでしょう?
使い方は少し違いますが「足元を見る」という言葉通り、足元を見られて困る事になるかもしれない。

ですので江戸の頃の日本人は、履物を脱いだ時の見た目にまで気を使いました。
代表的なのは鎌倉彫や津軽塗、さらには蒔絵付きなど。
下駄にデザインを施したのですね。
これって足が乗る部分に塗りや彫りなのです。
ようするに履いている時はまったく他の人に見えません。
白木の下駄をとってもそう。

ではいつ見せるのか。
それは脱いだ後なのですね。
正に日本人の美意識。
ですから、江戸っ子は履物には大変凝ったそうです。

例えば板の表面や鼻緒だけに留まりません。
靴を脱いだ後でも本来は見られる事のない裏まで拘ったといいます。

昔は泥道が多いですから、下駄が泥だらけになる。
それをそのままにしておいたのではみっともない。
洗った下駄を裏返しに玄関に干しておく。

それを見て「なんだい、お前の所は田舎のすげ方(鼻緒の付け方の事)じゃないか」とか「前金なんてつけて、ケチだね」なんて言われる。
ようするに下駄を裏返しにした時の見た目にまで気を使わなければいけない。
それが江戸の粋な人の流儀でした。

そして粋な履き方を突き詰めていく。
どうやって履くのが粋と呼ばれたか野暮と言われたか。
色々あるものです。

以上、足元についての小咄でした。
ではでは。

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