桜雷†Ourai  2017/01/26

   BLEACH
    オリジナル
    コラボ小説
 もうひとつの地上 
   -* 第伍話 *-
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戻ってきた俺を横目に白哉には
「兄は何ゆえ我々のところに戻ってきた」と言われ恋次には
「わざわざ俺達に殺されに戻ってきたのか?お前は馬鹿か?」と言われたが
「てめえらの予測はハズレだ。俺はてめえらに手傷を負わせてソウル・ソサエティに追い返す!」
そう言う俺の言葉に
「そうか…どうやら兄は我々の誇りを踏みにじるのが好みとみえる。よかろう、我々の誇りを踏みにじるという事がどんな酬いを受けるのか思い知るがいい!」
白哉は千本桜の最終形態である<白帝剣>を握りしめ向かってくる。
俺は鞘におさめた龍漸丸を抜刀して
「しゃ〜ないな…龍の如く斬り裂け!龍漸丸!!」と始解し立て続けに
「卍っ解!龍漸丸龍皇王!!」と卍解して構え白帝剣を受け止め弾き飛ばし龍皇王の鋒を白哉の喉元に突きつけた。

かし白哉は鋒を突きつけられているにも関わらず顔色一つ変えず平然としている。
チラッと白哉の右手を見ると人差し指が俺に向けられている
“また白雷をうってくる気か?…いや違う!?”
「百鬼光牢」
と呟く白哉。
咄嗟にかわす俺。
放たれた光の牢は恋次に命中してしまった。
「朽木隊長なぜ俺なんですか!」
恋次は少しムッとした表情で言っているが白哉はスルー。
「兄は一体何者だ?ただ者ではないな」
という白哉に俺は
「さあな」
と答えた。
どうにか光牢をといた恋次は俺のところに来るなり胸ぐらを掴み
「てめえいい加減にしやがれ!」
と言い殴りかかろうとしたようだが白哉に止められた。
電柱から見ていた一護とルキアに白哉は
「ルキア、黒崎一護、そこにおるのであろう…隠れていずに出てきたらどうだ」
白哉に見破られ電柱の後ろから出て来るルキアと一護
「もはや隆将とは闘わぬ。ルキア、恋次行くぞ」

はい と言う恋次とルキア。
こうしてルキアはソウル・ソサエティに帰って行ってしまった。
「一護悪い」
謝る俺に一護は
「気にするなよ」と言った。
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