桜雷†Ourai  2017/06/06

  刀剣乱舞×創作
    コラボ小説
 父に愛されすぎて
    困ってます
      其之十
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一番早く飛び起きたのは左文字三兄弟だった
へし切り長谷部達に叱られた父上は
「龍訝が自室にいないと寂しくてな…」としょんもりした表情で言ふ父上
溜め息をつく俺にキョトンとする父上
「皆、起こしてしまいすまない」と皆に謝る俺に鯰尾藤四郎が
「過去なんか振り替えってやりませんよ!」と言い山姥切りが
「気にする事なんてない」と言ふと江雪左文字たちも頷いたり励ましてくれた
そんな俺を見て小狐丸が俺に抱きついてきて
「龍訝、一緒に寝ようじゃないか」と言ってくる
「嫌な予感しかしない…」と呟く俺に小狐丸は
「俺が三日月みたいに襲う訳ないだろ?」と口を尖らせ言ふ
そんな小狐丸に俺は子供をあやすようにポンポン背中を優しく叩き
「あい、わかった!だから機嫌をなおしてくれ小狐丸」と言ふ
と小狐丸は嬉しそうにギュッとしてくる
“良きかな〜なんと小狐丸は可愛いのであろうか”
そう思った
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つづく


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